君も今日からテロリスト!
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 …不謹慎とかいうバカが湧くんだろうなぁ…。

・DJI Tello WiFi FPV 720P 8D フリップ バウンスモード バージョン ポジショニング システム RC クアッドコプター

 いきなりレビュー動画で良いですよね?


 Wi-Fiレンジ検証とかは、私はやりませんからね。最初から信用していない(カタログ値100m)ですから。私的にTelloとの向き合い方を提案させて頂きますと…

  • ドローン初心者にドローンを体験してもらう
  • インスタ映え、SNSウケを狙う
  • 旅行のオトモ
  • ネタ

 ですね。
 専用コントローラー無し、スマホで操縦というのは、私は本当に嫌いで苦手だったのですが、さすがDJI、タップアンドスライスで任意の場所がバーチャルスティックとなる方式を採用しています。ここは賛否別れるところかも知れませんね。
 正直、ゲームコントローラーの様な軸の短いスティックでは、綿密な操縦は無理ってもんです。ほんと不思議ですよね、レーシングタイプでも空撮タイプでも、概ねの「定番仕様」は定まったと思うのですが、世界トップシェアを誇るDJIさんが、こうしてTelloを世に送り出して、フェイクなPVでファンを翻弄させるなんて…w

 他モデルと比較するとして、私は何がどのモデルが競合するだろうかと、少し頭を悩ませるわけですが、まぁParrot Mambo FPVがありますよね。

 気をつけてくださいね、値段が全然Parrotのほうが高いです。ですが、こちらは初心者からそこそこ上級者まで充分に楽しめるソリューション(後悔させない)が出来上がってます。


 値段wwwww
 価格的にはもう比較にもなりませんが、立ち位置は似ていますよね。こちらもナニゲに別売りながらもコントローラーが存在しています。そのためには…

 こちらも買わなきゃ駄目だったり!?www

 とにかく高い!無駄に高い!w

 というわけで、値段的には全然こっちもありかと。
・XK X150
 前にレビューしています。



 オプティカルフロー、専用コントローラーあり、Wi-Fi FPV、SDカード保存。しかし動画は720p 20fps! いい加減「あれは納得これはげんなり」な組み合わせやめましょうよw

 私はTelloを、「手のひらサイズのセルフィートイドローン」と位置づけて考えています。そうなると、セルフィードローンとして販売されている昨今のWi-Fi FPV付きなトイクア全部が対象とも言えるわけですが、セルフィーって、自撮りをする行為って、構図決めてパシャってやるのが基本なわけですから、それが出来なければセルフィードローンとか名乗っちゃ駄目だと思うんですよ。

 世に出ているあまたのセルフィードローン(私の部類分けの読み方では「セルフィートイドローン」)は自立飛行するものは数少ないですし、多くがオプティカルフロー無し、高度維持だけあり、といったものです。高度維持だけですと、構図を決めるためだけで電池おわります。そんなのセルフィードローン失格ですよw

 もしも今回私がレビューしたような内容での運用に魅力を感じているのであれば、Telloは『買い』です。レビュー動画の外での飛行は、気候条件も良かったかも知れませんが、特にごまかす事なくこなしています。
 プロモーションビデオにあったような、お友達とFPVレーシングを体験したいというのであれば、『買うな』です。断言します。出来ません。というか出来てもすんなりいかないので、クラッシュ連続して壊すのがオチです。

 DJI MavicシリーズやSparkシリーズを飛ばしている方からすれば、全く要らないものだと思います。コレクターとしての観賞用、先にも述べたようにウケ狙いとしての購入はおすすめしますw

 まだコントロールアプリがローカライズ済んでいないのか、英語表記でしたが、こういうものもDJI ジャパンは解決してくれると思います。市場もいずれは安定して普通に買えるようになるでしょう。楽天的にとらえて、「時」を待つのも一興だと思いますよ。