安定人気なHubsan。だって国内販売でも複数のShopが正規販売とか普通無いでしょw

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 Hubsan H502Sはなんだかんだありますが「良いモデル」だと思います。以後HubsanからはH507シリーズなども登場しましたが、何故バッテリーをケース入りの専用品としたのか…。まぁ、H502Sをより沢山飛ばしたいからと予備バッテリーを購入された方も少なくないとは思いますが、結局は純正でしょうし。

 ブラシモーターでありながらGPS搭載機。実は他メーカーからも発売されはじめています。
・FEI LUN FX176C2 GPS WiFi FPV RCクアドコプター - RTF
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 Hubsan H502Sとの違いはFPVがWi-Fiです。果たしてSDカードによる保存なのか、スマホ依存なのか確認出来ないところが怖いのですが、スマホアプリで飛行をフォローする恩恵としてウェイポイント飛行やフォローミーなど、ホビー空撮機にかなり近い機能も搭載されています。
 それでいて惜しいというか、なんとかなりそうですが、重さがカタログ値で207g。何をもって207gなのかも不明でもどかしいのですが、スキッドやプロペラガードを取っ払ってちょっとボディを削れば200g未満なGPS空撮ドローンになりそうです。


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 お次です。
・X183GPS 5.8G FPVドローン - RTF
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 ちょっとお値段があがりましたが、こちらもブラシモーターでGPSなモデルです。FPVは5.8Gを採用しているので、多分Hubsan H502S同様に720P録画は間違いないとは思います。
 Around the modelという機能もあり、対象の周辺をノーズインサークルする事も可能ですが、画像解析によるものではないでしょうから、問題は「あんたどこ見てんのよ!」なノーズインサークルになるかもしれないという事でしょうねw
 機体重量は不明です。まさか商品重量である537g(バッテリーを除く)では無いと思いますが…。
 いや、サイズが400mmなので大きそうですね(汗)やっぱり500g超えるかも。

 2万円の大台に乗っかれば、もうH502SではなくH501S(ブラシレスモーター)が競合品でしょうね。
・AOSENMA CG035 Wifi FPV 1080P HDカメラドローンオプティカルフローシステムダブルGPSフォローミーオービットモードブラシレスクアドコプター
RM7903-1 (1)
 このモデルが出た時、結構注目されていましたね。カメラも一世代(二世代?)前のGoProサイズなのでインスパイア品が取り付けられそうです。つまりはAKASO EK7000とか積んで4K撮影も不可能じゃない!?

 飛行性能的にはGPSを利用したフォローミーやPOI、オートリターンは勿論あるのですが、カメラの遠隔チルトは出来ないんでしたっけ?ごめんなさいあやふやで…。
 機体重量はバッテリーだけで140gありますからまず200gオーバー。間違いなく航空法に抵触します。要許可区域では飛ばせないのは痛いですね。


 私的には、ドローンとの向き合い方って大きく2つに分かれると思っています。純粋に飛びを楽しむ、操縦を楽しむものと、空から映像を得る目的ありきなのと。
 正直、Hubsan H502Sは操縦を楽しむには安定し過ぎていて面白みに欠けます。かといって空撮はというと、固定されたカメラですし、気圧センサーが悪さして映像はぐっちゃぐっちゃですし、MavicProを空撮で使っている身としてはフラストレーションたまりまくりです。

 昨今のドローンブームで、私も地元で少しずつ名前を覚えて頂けたりしているみたいで、ドローン購入を考えている方からの相談なんてのもうけるようになりましたが、訓練機としてJJRC H36を入手し、暇さえあれば飛ばしつつ、空撮や外での飛行は、DJIがよろしいように思えています。
 Sparkでも充分美しい映像を得られますし、TomTopで買えば数万円ですし。もちろんコントローラー付きをススメます。そして保険にも入り、環境によっては包括申請もおすすめする考えで。

 昨今のトイクアは高度維持がついたせいで、飛ばしやすくはなったものの、もうV686やH5Cのような綺麗な映像は無理だと思うようになりました。絶対と言ってよいほどブレてます。ブレブレです。いい加減メーカーも気づいて欲しいんですけどね。
 トイクアにブレ補正機構が備わったら、また市場は賑わいそうですけど今のところそんな話は舞い込んでいません…。
 もうしばらくトイクアのもやもやしたモデル乱発は続きそうです。割り切って遊ぶしか無いのかも知れませんね。