空撮ドローンにおけるDJIの独壇場はいつまで続くのでしょうか。
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 開発コードネームはSpark。製品名もDJI Spark となるようです。「Pro」とか「Standerd」とかは付かない?w
 MavicPro同様、フロントに2軸ジンバルカメラ搭載。前方180°衝突回避センサーは四角いプレート部内にあるそうです。
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 バッテリーは3セル。飛行時間とかは不明ですが、DJIの事ですから10〜20分はいくでしょう。
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 勿論GPS搭載。内部構造的にはMavicProにかなり似ているような?
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 ピジョンポジショニング、超音波センサーもちゃんと付いてます。
 操縦アプリはDJI GOで。現状不明なのは操縦はスマホのみなのか、専用コントローラーが付くのかですね。セルフィードローンという定義であればスマホのみの可能性が高いです。
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 予想される価格帯は、Breeze 4K を潰しにかかる戦略と捉えれば$499.99(56,000円)よりちょいと高いってところでしょうか。
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 Breezeには衝突回避とか無いですから、さらに1万円くらい上乗せかも!?

 追記です。
 競合品と思われるBreeze、Dobby、HoverCamera、J.Meいずれもスマホのみによる操縦です。自分的にはここがネックとなっていました。Wi-Fiによる操縦は電波干渉にも不安がありますし、失敗の許されないドローンの操縦にとって、殆ど自動操縦にもなった昨今においても操作性は非常に重要なファクターだと思っています。果たしてSparkはスマホのみなのか、それともコントローラーがあるのか。
 ドローン友の会メンバーの方がリーク写真を見つけていました!
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 写真右側にチラリと写ってます!形状はMavicProを踏襲しているようですね。下側を広げてスマホをホールド。ただし、LCDディスプレーは無い様です。MavicProはスマホ無しでも、コントローラーと本体のみの組み合わせでも飛ばせるようで、LCDにはGPS感度状態や機体とコントローラーのバッテリー残量、SDカードの状態、機体との距離などが表示されてて、FPV(MavicProの映像のモニタリング)する必要がなければ、この2つでコントロールしても良いカタチになっています。
 対してSparkはスマホありきになった、という事かも知れません。DJI GOのオペレーティング画面に写ってる数々のOSDと、コントローラーのLCDとは殆ど重複しているので、スマホ装着が大前提であれば別にLCDついてなくても良いと言えましょう。リモート信号の増幅にも期待が持てますし、セルフィードローンの中で最も安全に飛ばせるモデルとなりそうでますます期待してしまいますね!

 一応セルフィードローンとしての立ち位置が濃いと予想されるDJI Sparkですが、MavicPro発表と同時に紹介された専用FPVゴーグルにも対応するものと思われます。昨今のレーシングドローンはACROモードでビュンスカ飛ばす風潮ですが、超次元過ぎて素人は手を出すな的なところもあり、当事者は普及させたいのか、させたくないのか(そこまでして儲けたいのか)、みたいな流れが否めないのですが、DJIは安全性重視のテクノロジーを活かしつつ、その敷居を低くして、衝突回避もGPSも活かした形での、安全にそして簡単にFPV体験が出来るソリューションを用意しようとしているのかも知れません。
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 ドローン発展途上国、いや、ドローン後退国 日本では、航空法によりFPVによる操縦は要許可になっています。また、単純に重さでおもちゃドローンと、ドローンを区別しています。
 予想されるDJI Sparkの重さは200g以上。
 MavicProやParrot Bebop、Hubsan H502 、その他U199レースドローンや、トイクアなどイロイロ飛ばして続けてきて思うのですが、この、航空法でいう200gが規制対象外という考え方はそもそも間違っているというか、もう今のドローン事情にはそぐわない事を痛感します。
 U199でブラシレスなドローンも既にありますし、それが果たして電波法の技適ついているから安全かといえば、電波環境の保証をしてくれているわけでもなく、勿論墜落もすれば衝突もするわけですから、人に怪我させたりも、器物破損もありえます。
 「テロに使用できるか」という理由での篩分けで200g以下を持ってきたのであればもうそれもナンセンスですよね。多分私のような軍事素人でも、TinyWhoop(本体重量20g)に放射性物質積んで首相官邸の屋根に墜落させる事だってできちゃいます。いや、ドアが開いたスキを狙って内部に侵入だって出来るんじゃないでしょうか。

 もちろんやりませんけど!

 より墜落や事故を起こしにくいドローンに仕立てるには、GPSなどの各種センサーや余裕のあるバッテリー容量等、基本的に重さが増すものですよね。200gをオーバーしてる方が逆に器物損壊や障害などの恐れが無いような仕組みを用意する事も出来るように思います。航空法が空を飛ぶものの安全運用を目標にして定められるものなのであれば、墜落しにくいシステムや、墜落しても危害が少ないと思われるもので仕切りを設け、ドローン産業の発展を促すべきなんじゃないかと思います。規制緩和とも規制強化とも言えない次元での見直しが必要だと思いますね。でも法治国家ニッポンは、そう安々と改正出来るようなお国じゃないのがこれまた痛いです。

 多分、このDJI Sparkが発売されても、お世辞にも手軽に飛ばせるというわけにはいかないでしょう。法の関係は勿論のこと、例えそれがほとんど操縦技術を要せずにセルフィー動画を得られるものであっても。
 最近怖いなーと思ったのが、もうアプリが全部やってくれてたような撮影でも、あたかも操縦技術がそこに介入していたかのように説明して高額請求している姿。
 たしかにドローンはお高いです。昔はもっと高かったでしょう。性能が今のように上る前から撮影のお仕事をされていた方は既に家が建つくらいの出資も、訓練時間もかけられたでしょう。しかしもう時代は変わったと思います。数時間、いや、そんなにももう要らないかもしれない操作説明と練習で、あとはセンスがあれば誰でも素晴らしい映像を作れるようになりました。万が一のための衝突回避もつくようになりました。
 逆に産業用ドローンはより大型化し、パワフルになり、殺傷用ドローンになりかねない勢いです。なにせそれらの殆どが、衝突回避センサーはおろか、プロペラガードすらないですから。そういうものにこそ「プロフェッショナル」が求められ、単なる撮影やらセルフィーやらってのは、もう「イッパンピーポー」に落としてあげても良いんじゃないかって思います。

 どこぞの観光地に行って、カメラのフィルムが無くなって、お土産売り場で「写ルンです」を買っていた頃のように、その場で使い捨てカメラ感覚でセルフィードローンを買う未来も、「偉い人」の心持ち一つなんじゃないでしょうか。