いやぁ、やっぱカッコいいです。
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・WLtoys Q333
goo.gl/ZRsg1M
前記事:WLtoysの新型がまさにインスパイア
 現在中秋節で盛り上がってるGearBestからの、初めての日本郵便での到着。9月3日に頼んで5日に出荷案内、そして10日到着。異常な早さです!発送ルート一つでこうも変わるもんなんですね!
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 箱には「RACING Future 1」と書かれています。「なんたら1」にしたかった気持ち、わかりますよWLtoysさんwww
 あちこちのサイトにある「Specifications」にはカメラピクセルが「0.3MP」となってます。トイクアでいう0.3MPって、たいていは720x480Pなのですが、間違いですね、Q333には1280x720Pで記録されるWLtoysのFPV機お馴染みスペックなカメラ搭載でした。周波数固定なのも「いつもの」WLtoysですね。
 バッテリーは7.4V 2000mAh 20Cリポバッテリー。形状が専用となっており、予備バッテリーが欲しくなるレベル。充電、本当に200分くらいかかってました(汗)
 リモート距離は約100m。確かに飛ばしていて結構離れてしまっていても、モニターが映らなくなっていても、キッチリ操縦できていました。なにせ、別途必要とされる、コントローラーの単3乾電池が6個も必要なので、こりゃいい感じに電波飛ぶぞとは思っていましたが。
 飛行時間は8〜9分。レビュー時は、帽子カメラで計測したところ、テイク・オフからランディングまで9分10秒。録画しっぱなしでコレです。動画は3分毎にセーブされ、カウントも00:00:00に戻るので、3回目のゼロを確認したならば、そこから2分くらい(計8分)が降ろす目処として活用されると良いと思います。勿論、タイマーセットするのも良いですね。
 コントローラーは表面がイマドキ(?)なマット仕上げブラック。艶消し黒ってヤツですかね。某電話機の様に「ジェット・ブラック」と言うべきでしょうかwww
 WLtoys慣れしている方にはお馴染みの形状ですし、さらに持ちやすくなった感じ。最近のトイクアだとボタンにアイコンが付いてたりして、マニュアルど忘れしてもアイコンを頼りに搭載機能が使えたりするもんですが、Q333のコントローラーはそれが無いです。レビューでも冒頭に録画ボタン間違えたりしてます俺…w
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 LEDオン・オフ・ボタンを長押しするとワンキーリターン。機体の向きにかかわらず「フィールドでの後ろ」めざしてゆっくり目に移動してきます。操縦者のまっすぐ前に機体があるのなら大いに使ってみて良い機能だと思います。
 写真ボタンを長押しすると、コントローラーがピーピー言い出してヘッドレスモード(CFモード)突入です。機体の向きに関係なく、フィールドの前後左右がスティック操作と連動する形になります。解除するには、もう一度写真ボタンを長押しします。
 デフォルトで40%、そして60%、80%、100%にそれぞれのボタンで変更できる飛行レート。ジョグダイアルでパーセントを1パーセント単位で調整できるものもありますが、それよりもこうしてボタン一発で変更できる仕様の方が使いやすく思います。
 コントローラーのRボタンは変形ボタンになっています。パワーオン時はランディングモード(仮)。スキッドが下にさがり、機体が地面に触れないようになります。ここで変形ボタンを押すと、水平モード(仮)に。アームが水平になります。またここで変形ボタンを押すと、空撮モード(仮)に。スキッドが完全にカメラの視界から見えなくなります。といっても搭載カメラはワイドレンズではない普通のノーマルレンズ。スキッドやプロペラが画面に入ってしまうなんて事はまずありませんがw
 ランディングモード→水平モード→空撮モード→水平モード→ランディングモード
これのループです。この動きがたまらなくカッコいいんです!
 製品概要によるとプロペラには白と黒の2種類があり、ランダムで同梱されているらしいのですが、俺のは予備分を含め白一色でした。プロペラの色違いは前後の見分けに有効なわけですが、このQ333、スキッドについているLEDが結構明るく、前は緑で後ろは赤となっていますので、それで割りとちゃんと機体の向いている方向は把握できました。勿論モニターで確認も出来ますしね。

 あるかなーと、ほのかながらも期待していた「3Dロール」は無い様です。無くたって良いですw

 あと、ワンキー・テイク・オフも無いんじゃないですかね。あと最近のトイクアにもありがちな気圧センサーによる高度維持もありません。俺的にはコレ、無い方が飛ばしやすいです。そうですね、Hubsan H502などの様に、GPSホールドもあれば、高度維持は有ったほうが有り難いかも。この2つの機能が揃ってこそのそれぞれの機能だと、最近は痛感しています。
 ジャイロスコープのキャリブレーションは、時々は行なったほうが良いと言われています。Q333の場合は、機体を水平な場所に置き、コントローラーのレバーを両方とも左下に極振りして2秒ほど維持すると、LEDが点滅してジャイロ・リセット完了です。

 という訳でサクッとレビュー動画はこちら。

 45cm x 45cm x 14cmというトイクアでは大きい部類にはいる機体は実に安定感があり、これなら少々の風でも持っていかれずに飛ばせそうです。ブレード長さも230mmと結構大きく、パワーも出ていそうです。
 惜しむらくはGPSホールドがない事とカメラ周り。別付けでも2D or 3Dジンバルが取り付けられたり出来たらサイコーでした。ミニサイズトイクア(ギアダウンによるブラシモーター)でもHubsanがGPSホールドでオートリターンやフォローミーモードを搭載しましたし、多分今後はGPSホールドもトイクア業界でも採用されると思われます。韓国のYouTuberが既にQ333を改造してブラシレスモーターに変更し、GPSもジンバルも搭載する改造(つまり、側だけQ333じゃんw)をしていますが、それが「ニーズ」ってもんなんでしょうね。
 なにせこのデザイン、各所からもツッコミ入りまくってますし、今後WLtoysがFuture2を出すのか、出せるのかが疑問ではありますし、「Q333はヤバイんで取扱を躊躇している」ショップもあるそうです。リリースされてそこそこ日が経ちましたが、スペアパーツがGBにまだ上がってないようですし、これはひょっとして幻のトイクアになるかもしれませんねw

 この記事書いている時点ではまだ在庫はあるようです。イロイロ考えてる人は無くなって入手困難になる前に是非!w