H12がちっちゃくなっちゃった!w
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・JJRC H32GH
http://goo.gl/wEyRMN
 手堅いラインナップで俺の中で定評のあるSureHobbyからNL便にかかわらず2週間で届きました。
 実は写真で一目惚れ的なヤツでして、大きさだの、性能だの、そういうのヌキで選んでしまいまして…w
 現物が届いた時に梱包のあまりにもの小ささに何か違うものを買ってしまったのかと勘違いするほど。
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※ライターは付属してませんからね!たまたまテーブルにあったので大きさの目安として置いています。

 その型番から概ね検討は付くかと思いますが、主たる機能としてまずFPV。「G」がつくとFPVという事っぽいですね(例外多数ありですがw)。最近ではJJPROシリーズとしてレーシングクアッドも発売が始まったJJRCですが、いい加減FPVのカメラはワイドレンズありきなんだと気づいて欲しいところ。ええ、カメラは従来品を踏襲しています。ノーマル。
 そして「H」。恥ずかしながら気圧センサーによる高度維持がついている事は、現物届いてマニュアル読んで初めて知りました(汗)
 ワンキーリターン&CFモードも搭載。こちらも「いつもの」JJRC同様に、ボタンプッシュでまずワンキーリターンが発動。機体の向きに関係なく「フィールドでの後ろ」へとゆっくり移動します。方向舵でワンキーリターンをキャンセルすると、以後CFモードとなります。この間、「ピーピー」言いっ放しですw
 3Dロール搭載。Rボタンを押した後、報告舵で任意の方向へフリップします。トイクアの中には極振りで発動するものもありますが、パワー不足で風に抗ってついレバー極振りしがちなトイクア。俺的にはボタン+方向舵というコンビネーションで発動は有り難いです。
 カメラは720P。映像はちょっとビビッド気味ですが、820モーター直結プロペラのお陰かこんにゃくは酷くは出ません。ただしカメラはチルト出来ず、H6Cなどと同様にほんのり下向きです。つまりはそこそこな高さからの空撮向けのセッティング。
 FPVはチャンネル固定。多分他のJJRCトイクアと同じ周波数だと思われます。複数同時に飛ばそうとなると、チャンネルがかぶるので注意が必要です。
 機体サイズはH6シリーズよりもちょっとだけ大きくなりました。これで6分(カタログ値。自分の実飛行時間は6分弱でした。)飛行するんですから不思議。プロペラサイズは同じ。
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 標準機の英語/中国語マニュアル、FPVシステムの英語/中国語マニュアル、高度維持の英語/中国語マニュアルが付属しています。別途高度維持に関するマニュアルがあるくらいなので、いつものようにバインドして飛ばせば高度維持をオフに出来るのかもとイロイロやってみましたが、どうやらそれは出来ないらしく、高度維持は常に働くようです。

 コントローラーは両方中立軸。デザイン的にはH12C(高い方)やH6Dと同じなのですが、スティックは入れ替えるのではなく、起動時にLボタンをおしながら行う(モード1)か、普通に起動するか(モード2)でモードを切り替えます。LCDには「MODE1」と出る方がモード2(左スロットル)。「MODE2」と出ればモード1と、ちょっとややこしいのですが、どちらのモードにも対応しているのは、日本のユーザーには嬉しいところでは無いでしょうか。
 飛行レートは0%〜100%。コントローラー右下部にあるダイアルで1%刻みで調整できます。デフォルト(コントローラーの電源ON時)は50%で、旋回速度も飛行レートに応じて変化します。屋外ではデフォルトである50%だとそよ風に抗うのがやっとな傾きっぷり。屋外では80%くらいが適当に感じました。

 プロトコルは今のところ不明。V2x2(deviation)、H12W、H6Wからバインドを試みるも無反応でした。

 高度維持のおかげで操縦は飛躍的に楽になりました。初心者が陥りやすい罠であるスロットル上げすぎて急上昇したり、逆に絞りすぎて墜落させたりという不安要素は消えました。
 ただ気になったのはスロットルをゼロ(下に極振り)にしても落下速度はかなりゆっくりです。重さがあるのでそこそこの風でも降りてきてくれましたが、Hubsan H107C+の様に、上昇し過ぎて風に乗ると降りてこなくなる可能性は否定出来ません。トイクアは風のある時には飛ばしませんからそう安々と起こり得るシチュエーションでもないでしょうけど、気に留めておくほうが良いですね。

 全体的な飛びについては「まあ満足」。旋回具合もリモート反応もH6シリーズを踏襲しています。低空飛行させるとわかると思いますが、前進時向かい風ですとじわじわ高度が下がります。で、上昇は大雑把にあがりますので、「ふわっ…ふわっ」という動きになりがち。レーシングっぽい飛ばし方には不向きと言えます。逆にちょっとした空撮をとなると、高度維持が効いてるおかげで上昇し過ぎてそのまま何処かへという事にはならないでしょうから有り難い機能になる事でしょう。しかし風があった場合は高度維持が機体をガタつかせるので静止画のような綺麗な映像を得るチャンスは薄れます。ただ、静止画であればそんな事も関係なくなりますから、モニター見ながらアングルを定め、ここだというところで写真撮影という空撮スタイルな人には良いでしょう。
 写真は1600x1200。レンズのピントがアレなのか、ほんのりぼやけているような…w
 ここは「オモチャだから」って感じなのでしょうか。
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 しかしこのデザイン、好きです。本当にH12Cをちっちゃくした感じ。
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 まるで親子www

 H12Cのデザインが好きで買っちゃった人って、少なくないと思いますがH32GHはそういう方には特にオススメしたくなるモデルですねw
 サクッとレビュー公開です。

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