Phantom 3よりも明らかに進化してますね!

 
 もちろん新型は障害物回避機能付き。どこぞのお城に衝突なんて事故もこれで無くなるんじゃないでしょうか。
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 回避機能のためのカメラは前後に搭載している様です。
 更に凄い新機能タップ・フライ&アクティブ・トラック。
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 Phantom4からのFPV画面上のポイントをタップするだけで、機体はそこへ向かって飛びます。地図上のポイントを指すのではなく、画面上のポイント。Phantom4は自分が写している映像の奥行きを理解している現れといったところでしょうか。
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 アクティブ・トラックは画面の任意のオブジェクトをドラッグ指定すると自動追尾する機能。オートフォローミーどころかオートフォローザットといったところでしょうか。今までのオートフォローミー機能というのは、「ミー」(操縦者)が何かしらの発信機やコントローラーを持って行われるものでしたが、Phantom4は違います。画像に映るオブジェクトを目で認識し、追尾する方法を採用しています。
 リターントゥホーム機能も格段に進化しています。
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 帰還する際も前後の目によって障害物を回避しながら戻ってくるので、もうロストの心配や事故の心配は(機械が信用できるかぎり)無いと言えそうです。
 カメラ解像度は1080pの24、25、30FPSと60、120FPS。グレードによって異なるのかな?
 バッテリーはリデザインされ、28分の飛行が可能になりました。
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 公式ページでは価格も発表されています。
・DJI ストア
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 んー、18万!というか19万!しかし現在日本で手に入る唯一の衝突回避機能付き空撮ドローンなわけですからね。これは選択の余地なしといったところでしょうか。

 悲しくも同日Parrot Bebop2の日本国内販売を開始するというニュースというか発表がありましたが、Bebop2は今の日本に必要な衝突回避機能等は無く、単にパワーアップした「だけの」ものなんですよね。
 Phantom4に競合するとしたらYneek Tyhoon Hでしょうか。しかし日本での発売どころか発売日すらまだ不明な製品に対しPhantom4は3/15から順次発送となっています。秘密のベールを脱いだかと思った途端の発売開始。かつて「One More Things...」で聴衆をわかせ、「In Store Now」で締めくくってたどこぞのメーカーを彷彿させます。

 かつては「ドローンを飛ばすならまずはおもちゃのドローンで訓練と経験を重ねて」と啓蒙していたつもりな俺ですが、もうここまで来てしまうと、明確に「空撮がしたい」という気持ちで居るのであれば、DJIなり販売店なりが実施している(?)講習会にちょこっと参加して、Phantom4の基本操作を学びさえすれば、誰でもプロ級の空撮が出来るんじゃないでしょうか。
 もうシミュレーターで何時間訓練したかとか、そういうところで操縦者の技量を計る時代も終わりですか。ペースはやいっすね!