こんなテキトーな俺ですが、仕事や道楽の合間を縫ってあちこち回ってたりもします。
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 先日より施行された改正航空法や、世論の向かい風によって、ただでさえ風に弱いトイクアが飛ばしにくくなった事は、このサイトをご覧になっているトイクア ファンの皆さんも痛感されている事でしょう。
 前々から申してる(いや、ブログじゃあまり言ってない?)ように、俺の考えとしてはホビードローンやプロドローンをいきなり購入し、飛ばして事故を起こす前に、先ずはトイクアを購入して飛ばして、ドローンとは如何なるものかを体験してから、ホビードローンなり、レーサードローンなりにステップアップした方が良いと確信しています。

 改正航空法では、「200g以下」という適用除外措置が設けられているものの、世論では200g以下だろうが、以上だろうが一絡げ。その風潮が「飛ばしにくい環境」の構築を加速しています。
 飛ばしてもほとんど無害なトイクアでさえも飛ばしちゃダメってなったら、「将来はドローン写真家になりたい」「将来はドローンレーサーになって数々のレースにでて賞金稼ぎたい」という夢も本当に夢に終わってしまいます。ステップアップ前のチャンスすら奪われているのですから。
 俺の住む能登はまだ都会よりも飛行環境としては恵まれている方ですが、風に弱いトイクアです。初心者が飛ばせば風に流され、無線通信が途切れ、そのまま遥か彼方へ飛んで行って、ロストとか事故につながりかねません。無線だけにw そんな体験を先にしたら、どれほどメンタルが強い人でも凹みますし、「トイクアなんかダメだ!嫌いだ!ドローンこそ悪だ!」という気持ちが芽生え、ダークサイドに陥ってしまいます。赤いライトセイバーを振りかざし、身内をも手にかけてしまう悪者になってしまうことでしょうって話逸れすぎ。

 そこで、あちこち回っているというのは、そんな初心者や、これからトイクアを始めたい人や、すでに始めてはいるものの、飛ばす環境に恵まれない人のために、安心して飛ばせる環境であるそこそこのスペース、そしてドローンとは何なのか、トイクアとは何なのか、飛ばす上での留意点やマナーを啓蒙するためのセミナーなどを、ここUFOの街 羽咋(ハネを食らうという意味で『はくい』って読みます)で開催できないかと。
 現在、幾つかの会場となりそうな施設から好感触をいただいております。その手の施設というのはどちらも基本的に「教育」と結びつく施設なので、メインは「子供もしくは親子」ということになります。そちらではドローンを科学として、社会学として捉え、その仕組みやドローン普及に至った経緯というか歴史などを学び、そして楽しさやリスクを体験してもらおうという一連の流れをイベントしようとしています。
 もう一方では、対象を大人から子供まで広く考え、合宿を通してドローンやトイクアのいろいろを学びつつ、体験してもらおうというもの。宿泊施設もあるので遠方からの参加も可能なものに出来そうです。また、施設の規模も大きく、運営スタッフや物販やセミナー講師、実技実演していただける方が都合つけられるのであれば、もういっそ「World Drone Day in Japan HAKUI」も可能。こぢんまり規模で「親子ドローンふれあいセミナー」ってのも可能。

 現時点での問題点は、北陸新幹線が開通して少しは訪れやすくなったとはいえ、能登です。北陸です。僻地です。乗り換えもあります。金沢からレンタカー借りても小一時間かかります。それと会場を抑えるために、できれば3ヶ月前から企画運用をFIX、1ヶ月前には参加者をFIXする必要があります。
 規模や内容を絞り込むために「そういうのやるんだったら是非参加したいです」的な反響が欲しいところです。コメントもしくは俺宛のメールを頂けたら、反響として持っておきたいところ。個人情報にもなりかねないので、二次利用はしないと宣言しておきます。

 そして、俺自身が本業がありますから、片手間になんてのはちょっと厳しい話になってきています。NPO法人化しようかとも考えていたりします。それでも一人親方(?)じゃあ厳しいので同志が必要になってまいりました。俺のこのテキトーなブログの運営についてもテキトーじゃ済まされなくなってきているんでしょうかね。悩みます。悩みながらも息子と集会所クエとかやっちゃってますがwww

 もしも、いらっしゃるのでしたら、能登は羽咋というヘンピな町から日本のドローンを動かしてやろうじゃないかという方、力になってやろうじゃないのっていう方、俺までご連絡をお待ちしております。まずはマクドなりでコーヒーとポテトでも喰らいながら明日の羽咋について語り合えればと思っています。