聞いた話ですが、昔はラジコンヘリって言ったらジャイロセンサーも今のように6軸ジャイロ(厳密には3軸+加速度センサージャイロ)では無かったそうで。1軸ジャイロ?3軸?ある意味すごいですよね。
俺がトイクアを始めたのは確か2014年12月。JJRC H8Cが始まり。ホビードローンやプロのラジコンとトイクアの区別もまともにつかず、H8Cだってそこらのドローン(Phantom2)みたいに、自動でホバリングするもんだと思ってました。ところがどっこい飛ばしてみたら同じ高さで飛んでくれないわ、なんか勝手に横移動するわで「なんだよこれ!全然ドローンじゃないじゃん!」って気持ちになってましたが、それでも『6軸センサー』が効いてて「安定したホバリング」なんだと知って、自分の技量の無さに情けなくなったのを今でも覚えています。かろうじて…。
2015年1月にHubsan X4 PlusシリーズがCES2015で発表され、その登場を今か今かと待ちわびつつ、オススメされてH6Cを購入。その時に当時のトイクアの最新テクノロジー、ヘッドレスモード&ワンキーリターンを知る事になります。
しかしこの機能も、『ドローン』のものとは「似て非なるもの」でして、簡単に言えば、「おもちゃだから狂って当然」なものです。
『ドローン』は搭載しているGPSとデジタルコンパス(方位磁石)を元にその位置と方向を定めて機能するものなのですが、トイクアはデジタルコンパスのみ。ですので位置(北緯何度とか)を把握できるわけもなく、その方向のみが把握できる状態。当時はプロポからの電波方向を頼りに機能するとか実はGPSがあるとかいろんな憶測が飛び交い、人間関係までも壊れてしまう事態を招いてましたが、現在も「デジタルコンパスで向きのみを把握。しかも狂う。」のは変わりないようです。方向さえ狂っていなければ結構ありがたい機能なのですが、どうも狂わないモデルは存在しないと言えるくらい多かれ少なかれ狂うので俺は「どちらかというと、あまり使わない方が良い」機能だと思っています。
という感じで今年もあとわずか1ヶ月ちょいちょい。そして「新型」が揃いだしました。その機能はズバリ「高度維持」!
高度維持は気圧センサーによるもので、実はParrotのmini Drone には搭載済みでしたが、いわゆるトイクアではこの機能、なかなかありませんでした。CES2015で発表されていたHubsanX4プラスシリーズには搭載されると謳われていましたが、俺を含めそれについては信じていなかったり。しかし現実に発売開始されて確認できました。本当に高度維持付きです。スゲー!
高度維持機能はCheerson CX−33にも搭載されています。トイクアで空撮を楽しもうという方にはあまりピンとこない機能かも知れませんが、旋回飛行やレーシングの様にコースを飛び抜けることが好きな方には、この高度維持がいかに素晴らしい機能なのかを実感できると思います。
高度維持機能搭載モデル
・Cheerson CX-30シリーズ
やっぱ持ってるんですから最初にリストアップしとかないとw
http://www.surehobby.com/ja-cheerson-cx-33s-cx33s-cx-33-5-8g-fpv-4ch-6-rc-2mp-rtf-2-4ghz-p239291.htm
・WLtoys Q222,V666Nなど
ミニサイズではちょっと前から高度維持機能を採用していました。
http://www.surehobby.com/ja-wltoys-q222g-5-8g-fpv-2mp-rc-rtf-2-4ghz-p239438.htm
・RC901 109F
マイナーモデルですがこれも搭載しています。カメラアングルもリモコンなのが凄いです。そうなると空撮向けのモデルなのでしょうか。高度維持があれば多少は操縦が忙しくなくなるという考えなのかも知れませんね。
http://www.surehobby.com/ja-rc901-109f-5-8g-fpv-2mp-rc-rtf-2-4ghz-p239460.htm
・JXD 509G
デザインがイカしてます。Wi-Fi FPV、5.8G 0.3M、5.8G 2.0M、カメラ無しのバージョンがある様です。
http://www.surehobby.com/product.aspx?productid=239079&sename=ja-jxd-509g-jxd509g-5-8g-fpv-rc-2-0mp-hd&
・Hubsan X4 PLUSシリーズ
マイクロサイズでも高度維持。
http://www.surehobby.com/ja-hubsan-x4-camera-plus-h107c-6-rc-rtf-2-4ghz-720p-p238266.htm
俺がトイクアを始めたのは確か2014年12月。JJRC H8Cが始まり。ホビードローンやプロのラジコンとトイクアの区別もまともにつかず、H8Cだってそこらのドローン(Phantom2)みたいに、自動でホバリングするもんだと思ってました。ところがどっこい飛ばしてみたら同じ高さで飛んでくれないわ、なんか勝手に横移動するわで「なんだよこれ!全然ドローンじゃないじゃん!」って気持ちになってましたが、それでも『6軸センサー』が効いてて「安定したホバリング」なんだと知って、自分の技量の無さに情けなくなったのを今でも覚えています。かろうじて…。
2015年1月にHubsan X4 PlusシリーズがCES2015で発表され、その登場を今か今かと待ちわびつつ、オススメされてH6Cを購入。その時に当時のトイクアの最新テクノロジー、ヘッドレスモード&ワンキーリターンを知る事になります。
しかしこの機能も、『ドローン』のものとは「似て非なるもの」でして、簡単に言えば、「おもちゃだから狂って当然」なものです。
『ドローン』は搭載しているGPSとデジタルコンパス(方位磁石)を元にその位置と方向を定めて機能するものなのですが、トイクアはデジタルコンパスのみ。ですので位置(北緯何度とか)を把握できるわけもなく、その方向のみが把握できる状態。当時はプロポからの電波方向を頼りに機能するとか実はGPSがあるとかいろんな憶測が飛び交い、人間関係までも壊れてしまう事態を招いてましたが、現在も「デジタルコンパスで向きのみを把握。しかも狂う。」のは変わりないようです。方向さえ狂っていなければ結構ありがたい機能なのですが、どうも狂わないモデルは存在しないと言えるくらい多かれ少なかれ狂うので俺は「どちらかというと、あまり使わない方が良い」機能だと思っています。
という感じで今年もあとわずか1ヶ月ちょいちょい。そして「新型」が揃いだしました。その機能はズバリ「高度維持」!
高度維持は気圧センサーによるもので、実はParrotのmini Drone には搭載済みでしたが、いわゆるトイクアではこの機能、なかなかありませんでした。CES2015で発表されていたHubsanX4プラスシリーズには搭載されると謳われていましたが、俺を含めそれについては信じていなかったり。しかし現実に発売開始されて確認できました。本当に高度維持付きです。スゲー!
高度維持機能はCheerson CX−33にも搭載されています。トイクアで空撮を楽しもうという方にはあまりピンとこない機能かも知れませんが、旋回飛行やレーシングの様にコースを飛び抜けることが好きな方には、この高度維持がいかに素晴らしい機能なのかを実感できると思います。
高度維持機能搭載モデル
・Cheerson CX-30シリーズ
やっぱ持ってるんですから最初にリストアップしとかないとw
http://www.surehobby.com/ja-cheerson-cx-33s-cx33s-cx-33-5-8g-fpv-4ch-6-rc-2mp-rtf-2-4ghz-p239291.htm
・WLtoys Q222,V666Nなど
ミニサイズではちょっと前から高度維持機能を採用していました。
http://www.surehobby.com/ja-wltoys-q222g-5-8g-fpv-2mp-rc-rtf-2-4ghz-p239438.htm
・RC901 109F
マイナーモデルですがこれも搭載しています。カメラアングルもリモコンなのが凄いです。そうなると空撮向けのモデルなのでしょうか。高度維持があれば多少は操縦が忙しくなくなるという考えなのかも知れませんね。
http://www.surehobby.com/ja-rc901-109f-5-8g-fpv-2mp-rc-rtf-2-4ghz-p239460.htm
・JXD 509G
デザインがイカしてます。Wi-Fi FPV、5.8G 0.3M、5.8G 2.0M、カメラ無しのバージョンがある様です。
http://www.surehobby.com/product.aspx?productid=239079&sename=ja-jxd-509g-jxd509g-5-8g-fpv-rc-2-0mp-hd&
・Hubsan X4 PLUSシリーズ
マイクロサイズでも高度維持。
http://www.surehobby.com/ja-hubsan-x4-camera-plus-h107c-6-rc-rtf-2-4ghz-720p-p238266.htm
日本でも正規品として取り扱う様ですが、こちらは発売が年末なので。
技適マークが欲しい方はHMJでパーツ売りが決まっている様です。
HUBSAN X4 CAM PLUS 送信機 H107C+-07 [日本正規品] [おもちゃ&ホビー]
技適マークが欲しい方はHMJでパーツ売りが決まっている様です。
HUBSAN X4 CAM PLUS 送信機 H107C+-07 [日本正規品] [おもちゃ&ホビー]
ハイテック マルチプレックス ジャパン
2015-12-31
コメント
コメント一覧 (3)
勝手ながら、私にも語らせてください。
私の初号機は5年前ほど、一万円の電動ヘリコプターでした。
しかし当時ジャイロもなく、アメンボ補助で挑みましたが・・・一度も空に浮かばず大破。
空への夢を諦めかけた頃、3軸ジャイロ搭載Ladybirdが登場して今に至ります。
浮遊する機体を操作する楽しさ、そして難しさを痛感しました。
6軸ジャイロの出始めは障害(暴走)となることも多く、
感度調整できたり、3軸への切り替えが出来るモデルがありました。
(加速度センサーの強弱で空撮向きorレーシング向き)
地磁気センサーにGPSや気圧センサー
トイクワの進化っぷりには大の大人でもハマってしまいますね。
今後、登場する機体の信頼度にも注目したいと思います。
引き続き(家庭への負担にならないよう)レヴューをお願いいたします。
こんばんは。
12月に入りました。今年1年はトイクアで色々とお世話になりました。
JIZOMAE様と出会えて本当に良かったです。
私は40年前からラジコンを楽しんでいますが、ラジコンヘリは格別に難しく
ホバリングするのに1年掛かりました。
JIZOMAE様が書いてあるようにラダーのみの1軸ジャイロが基本でした。
ヘリはローター径が大きいのでそれだけでジャイロ効果が有り安定しています。
それよりも4つのスティック操作の方が難しく当て舵が必要で動きの先を読んで
操縦します。気象にも敏感になりました。今の3軸や6軸は夢の装置なのです。
それに比べドローンはなんと操作が簡単か。手放しもできますね。
コンパスのお話し、マグネチックコンパスを忘れないでください。
U807(クアトロックスウルトラ)のコンパスはかなり優秀です。
バインド後送信機の方向を目標物に向けて両スティックを内側斜め下に倒すと
機体のLEDが点滅、機体を水平に保ち右に2回転させると点滅終了で方位が
固定されます。その後左スティックを押しヘッドレスモードにするとどこへ向けても
キッチリ十字方向に飛びます。これすごいですよ。
いにしえからの空飛ぶラジコンへの想い、感じさせて頂きました。
ジャイロの進化、そして各センサー。おもちゃといえど本当にハイテクの塊ですよね。
基本的にはホビードローンのインスパイアではありますが。
先日、海外の方がタランチュラにGPS、OSD、搭載してFPVしている動画を発見しました。飛行速度はやはりトイクアですが、もうここまでチープに出来るんだとひとり喜んでおりますw
この組み合わせ、そろそろRTFで出るかも知れませんね。
FPVゴーグルはお値段張りますけどこれもダンボール製とか、モニターをスマホでとかまだまだチープ化する手段もありますし(実際バーチャルヘッドセットは千円とかでありますからね)、トイクアもますます面白くなりそうです。
いよいよ俺がトイクア始めて1周年。
かみさんに小言言われながらもまだまだ続けますよー!