自動航行ですと!?果たしてRollingSpiderはDJI Phantom対抗機になり得るというのか!
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 iOS専用のオブジェクトプログラミング教育アプリTickle。Parrot MiniDrone、Spheroなどをプログラムによって遠隔操作するという、プログラミング教育用アプリがある事がわかりました。

・Tickle: Learn to Program Drones, Smart Toys, Robotics, and Smart Homes
http://tickleapp.com 

  どうやらドラッグドロップで様々な命令文を構築していき、最後に実行することでRollingSpiderを自動航行させるもののようです。アプリはすでにiTunesで配布中(無料)。ただしコレ『iOS 8 以降のiPad』のみ対応。そう、俺のiPhone5S (iOS 8.3)では動作しません。ですので現状で俺はレビューはできないのです(誰か!)。

 参考になる動画などは無いものかとTickleでYouTube検索してもビキニなおねいちゃんをこちょこちょする動画ばかりがヒットして探し出すのに苦労(楽しんだか!?)しましたが、なんとか見つかりました。

 生徒さんよりも先生のほうがコーフン気味なのが笑えますが、「1m高度を上げる」とか「右へ1秒」とかを積み重ねていき、「実行」でプログラム通りにRollingSpiderが動く、といった仕組み。SDKが公開されている恩恵といえます。

 このアプリはプログラミングを学習するためのものなので、基本命令文によって操作するわけですが、SDKが公開されているParrot製品ですので、今後様々な操作アプリが公開される可能性がありますね。

 机上の空論ではありますが、GoogleMapを読み込んでポイントとそれぞれの高度を指定して飛ばす擬似GPS自動航行は不可能ではないです。かなり高度なプログラミングが要求されますが、iPhoneで機体をカメラでとらえつづけ、画像の解析とiPhone本体のGPSとジャイロで機体の位置をリアルタイムで割り出す事も可能なはず。それと腹のカメラセンサーを使って連続写真(motionJPEG)を記録することで真下のみですが空撮動画を撮るのも不可能ではないはずです。かつての人気モデル(どうれ、過去へと葬ってやったわい)、AR Drone2.0ではSDKで作られたプログラムによって、機体に搭載されたカメラに向かってジェスチャーすることで操作するという試みも行われ、同アプリケーションも公開されています。誰得。

 Pallot RollingSpiderのファームウェアがアップデートされていました。今回のアップデートでは、接続が切れた場合、RollingSpiderはランディング(着陸)するように変更されたようです。以前動画でもアッップされているとおり、接続が切れてもホバリングし続けていましたが、これは改良なのか改悪なのか。
 海上や水面を飛行中にもしも接続が途切れたら…。

 そんな悲劇に会わぬよう、RollingSpiderは手の届く範囲で飛ばすのが吉ですね。