現在市販されているトイクアには大抵2MPのカメラが搭載されるようになり、中には5MPなんてのも。折角飛ばすんですからそりゃそこから見た景色だって撮りたくなるのは誰もが思う事。ただねぇ、こっちのは単純に解像度だけあがったカメラがついているだけでブレ補正とかは無いのが残念なところ。
 YouTubeのレビュアーの方々もアクションカメラを帽子なりヘッドギアなりにつけてたりしていますね。もちろん、ブラシレスモーターで飛ぶ機体でアクションカメラ搭載してってのも王道です。

 そんなドローンとは切っても切り離せないカメラ、今日はそんな中でも『アクションカメラ』に焦点をあてて検索しまくってみました。

・Mobius Action Camera
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 Quadcopter101さんもしょっちゅう機体に巻きつけて飛ばしてます。37gと多分最も小型軽量なアクションカメラなんじゃないでしょうか。 Wi-Fiや送信機はついてないのでFPVに持ってくには別途ビデオ送信モジュールが必要ですが、最近ではワイドレンズが搭載されたラインナップも登場し、ますます用途の幅が広がってます。俺的にはこのカメラに内臓されているバッテリー、3.7Vのリポバッテリーなのでクアッド本体の電源を分岐してさらなる軽量化を計ればミニクアッドどころかマイクロクアッドでも高品質空撮できるんじゃないかと妄想してしまいます。
Banggoodにて$74.99で販売中

・GoProシリーズ
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 現在はさらに高画質高機能になったHERO4が出ていますが、HERO3+もまだまだ人気あります。中国産のアクションカメラと比較して割高ですが、多彩なマウントキットやジンバル等、空撮機との親和性はピカイチです。重さは73gともうブラシモーターな機体では厳しい領域です。
Amazonにて販売中。

・SJCAM SJ4000
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 「GoPro欲しいけど高くて手がでないよ!」って方はコレおすすめです。ほぼGoPro HERO3+と同性能でありながら実売1万円というコストパフォーマンス。結構人気があるようで、ぱちもんも多数存在します。もちろんWi-Fiによる遠隔操作も可能(Wi-Fiなしのモデルもあります)。GoPro HERO 4と同性能なSJ5000も発売されましたがこちらは実売2万円弱といったところ。やはり重さは73g。そこまでGoPro意識しなくても…w
Banggoodにて$83.99で販売中

 そんな中シャオミーから低価格でありながらもGoPro HERO4クラスの性能をもったアクションカメラがリリースされました。
・XiaoMi Yi
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 重さは72g。プレビューモニターはないもののWi-Fiでスマホと連携し、遠隔操作します。画像解像度もHERO4レベル。画質や手ブレ補正っぷりは好みがわかれますが、コストパフォーマンスの高さはピカイチです。スマホではいろんな意味で定評のあるXiaoMi。日本進出も時間の問題ですから、国内販売もありえる話になってきました。
Banggoodにて$85.99で発売中

 そして『もっと小さいのないの?』と思って俺が手を出してしまったのがコレです。
・SJCAM M10 Wi-Fi
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 すごく小さいと思っていましたがいざ現物を手にしてさほど小さくはないと感じました。できることはSJ4000と大差ないと思います。重さも大差ないですw 以前JJRC H8Cにマジックテープで巻きつけたところ、ギリギリカメラが地面につくくらい。マウントキットも多数付属しています。いずれブラシレスモーターな空撮機でも使えないかと2軸ジンバルを探していますが…見つからず仕舞いです!w
Banggoodにて$102.99で販売中(えっ!?SJ4000の方が安くなったの!?)。

 Wi-Fiを諦めてもっと小さいの!ってなれば、大穴としてポラロイドから出ています。
・Polaroid CUBE
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  明らかにM10よりも小さいです。重さも頑張ってます。46g。手軽さを売りにしていて、本体下にマグネットが内臓されていて簡単な固定はコレですみます。画質もまずまず。ポラロイドというブランドゆえか、超小型化ゆえか、1.5万円オーバー。
Amazonにて¥16,167で販売中。 

 クアッドコプターの開発を手がけているRCLoggerからもさりげなくアクションカメラが発表されています。
・SOCAM Ultimate
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 ちょっと大ぶりにも思えますが、RCLogger製品にマウントできるよう各種パーツもでるものと予測できます。ユニークな点としては、カメラが330°回転できるので、縦向き、横向き、表裏気にせず固定可能です。果たしてコレがRCLogger EYE One Xtremeに搭載できるのか、今後の動向に目が離せないところです。
RCLogger.com(HK)にて179.00で販売中。 


 ここで日本と欧米(中国?)との温度差を感じる製品も紹介します。正直、萎えます。
・RC Logger HD2 Cam
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 RC EYE One Xtremeにマウントできるキットも用意されています。送信機の予備チャンネルがあれば送信機からの信号での操作が可能です。重さは77gと軽量(は?)。動画の解像度は1280x720ピクセル(はぁ!?)。そして定価¥15,800(税別)(はぁぁぁぁ!?)。

 これが今のニッポン…なんですね。アベノミクスのうんk(自粛)
 以前、『Wi-Fiカメラが付けばFPVドローンになるんじゃね?』って日記を書きましたが、その安易な理想はまだまだ先のお話ですね。ブラシレスモーター搭載機なら実績もあり問題なさそうですが、ブラシモーターなトイクアではミニクアッドクラスでやっとこさ(モーター寿命を一気に縮める無謀っぷり)、マイクロクアッドではほぼ無理ってところでしょうか。
 他にも探せばいろいろありますが、がっかりしてしまったので今日はこのへんで。YouTubeには各モデルのレビューや比較動画もかなりアップされていますので、是非検討素材としてお役立てください。