とりあえず、JJRC H8Cはオススメしませんw
理由:モーターがすぐご臨終なさるから…。

 トイクア飛ばしのTPOを考察すると、ただ羅列するより大きさで仕分けるほうが伝わりやすいかなぁって思いまして。例えばナノクアッドは室内メイン。マイクロクアッドは時に室内、たまに外。ミニクアッドはほぼ外で、さらにMOBIUSアクションカメラなど巻いてより綺麗な空撮が期待できます。いつもアドバイスなどをいただいたりしてる方の受け売りですごめんなさいw


ナノクアッド
 室内飛ばしメインです。お手軽に飛ばせます。お値段もお手ごろなので「トイクアッドって何ぞ?」って方向け。

・Cheerson CX-10A 
 G−Force PIXYのクローン。しかしCX−10Aにはヘッドレスモードが搭載されています。この違いは大きいです。なにせ小さな機体なので前後がわかんなくなりがち。最初からヘッドレスモードで飛ばせば、向きに関係なく直感的に前後左右の移動ができますからね。 
691987CX10A2
 カメラ無しです。ホント飛ばして遊ぶ類ですね。ナノサイズでカメラ付きは流石に難しいですかね。
 海外通販でRTFが20ドル切ってます。


マイクロクアッド
 手のひらサイズでありながら、何気にパワフル。ラインナップもお値段も、「幅」があります。自分もマイクロクアッドがある意味一番お手ごろに感じています。百均で売ってる小物ケースにバッテリー含め一式入れて車で出かけ、「ちょっとここいらで飛ばしてみるか」といった感じで飛ばせるという手軽さが魅力です。

・Blade Glimps
 この記事書いている時点ではまだ発売されていません。4月8日あたりに海外通販で入荷予定のようです。この機体の魅力はFPV。映像受信をスマホ等で行います。しかもその映像はリアルタイムでシェアできます(チームビュー)。Glimpsの魅力はPVを見ていただいた方がいいですね。ボーリング場で飛ばしまくって良いわけは無いんですが、レジャーシーズン到来でキャンプなんかで飛ばして、その映像をみんなで見ながら思い出作り、良いんじゃないでしょうか。

 Bladeのトイクアは別のラインナップがG−Forceから発売されていますし、待てば日本でも発売される可能性はゼロではありません。「そんなの待てないよ!」って方は海外通販で。Horizon Hobbyで219.99ドルです。

・JJRC H6C
 安定した飛び、2MPカメラ(しかもプロポから操作)、パーツの流用性(HubsanX4のペラやバッテリーが流用可能、WLtoysのプロポでバンドル可能)でイチオシです。あてにならないOPAR、ヘッドレスモードも搭載しています。ペラガードをつけるのにいちいちペラを外す必要がないお手軽さも魅力です。
JJRC H6C
 そしてお値段が39.99ドルというのも魅力です。決して「俺が持ってるから」じゃないんだからねっ!


ミニクアッド
 そこそこでか目な機体は多少の風でも飛ばせます。浮上力もちょっとあります。トイクアは2MPカメラが大半を占めるようになりましたが、おもちゃ画像に不満がある方はMOBIUSアクションカメラ巻きつけちゃえ。 

・JJRC H5C
 本当にこれ、2MPなの?と思わせる画像の鮮明さ。飛行っぷりも類似品のSyma X5C-1とは一線を画す安定っぷりです。ヘッドレスモードもついてます。しかしSymaも負けてはいられません。近日Symaからは新しいX5シリーズ、X8シリーズが出ます。もちろんヘッドレスモード搭載。

 Sure Hobbyで8千円強。

・JJRC H12C
 HubsanがCESで発表し話題を呼んだH109S。はい、その機体のそっくりさん。性能面は「本家」とはまったく別モノですが、このデザインは俺好みです。プロポもレバーを入れ替えることでモード1、2どちらでもOK。カメラも1080pと新風を巻き込んでいます。もう一つの魅力はパーツの流用性。H8Cのペラガードやスキッド、ギアなどが流用可能。もちろんOPAR&CFモードついてます。「H8Cはちょっと大き過ぎてなぁ」って人にはこいつがツボにはまること間違い無しです。
php
 デザインの類似性ということで、DM007というのもあります。カメラ無し、0.3M、2Mというラインナップで予算に見合った選択ができます。しかも比較的お安いです。しかしモーターの違い(ギアじゃないみたいから逆に映像は安定するかもです)、7.4Vバッテリー、パーツ等の流通具合など不安要素が多く、オススメはできないかなと。かっこいいんですけどね!

・WLtoys V686G
 この大きさになるとやはりFPVは外せませんよね。「動画を飛ばす」方式には5.8GHzを使う方式と、Wi-Fiで飛ばす方式がメジャーです。5.8Gだとタイムラグも少なく、実戦向き。Wi-FiだとiPhoneなどのアプリを使うことでお手軽にFPV出来ますが、タイムラグがあり、画面見ながら飛ばすにはちょっと…。って感じのようです。V686Gは5.8GHz。同時に2MPで動画撮影もこなしてくれます。またWLtoys製品の魅力はパーツがちゃんと用意されていて、基本的にプラグ接続なので半田付け作業が苦手な俺みたいな人でもメンテナンスしやすいよう配慮されています。V686Gはもちろんヘッドレスモード搭載です。

 メンテナンス重視な方はWLtoysが良いかも。俺がなかなかWLtoysに走らないのはデザイン。あと、良さげな性能もっているのは皆異常に大きく、こんなの部屋に置いてたら間違いなくかみさんの雷が落ちます。最近ではブラシレスモーター搭載のものも出てますが、いい加減Parrot AR Droneのパクリデザインやめてほしいです。
 本家ParrotはAR Drone 3.0であるBebop Droneが好調のご様子。ぜひWLtoysにはBebopのパチもんのラインナップを希望します!w