俺の中での大本命。Parrot Bebop Droneの日本国内発売が決定した模様です。
Parrot-BeBop-Drone-with-SkyController-for-Oculus-Rift

元記事:空撮ドローンParrot Bebop Droneは7万円台で4月上旬発売 

 しかしそのお値段、ちょっと高め設定じゃないですか!?
 アメリカ等では本体は$499じゃなかったでしたっけ。先だってのApple製品の価格改定といい、円安で一体だれが得してるんでしょうね。一消費者の俺、損ばかりしてます…。

 7万円の「本体のみ」の構成であっても、スマホを持っていれば無料アプリFreeFlight3でReady To Flyです。ただし、最大飛行可能距離は250m。普段100mも飛ばないコントローラーでトイクアを飛ばして喜んでる俺からしたらもはや神の領域ですが、14万円のセットに含まれるSky Contorollerを使用すると一気に最大2kmとなります。ここまで離れちゃうとちっさな機体を見失う事間違い無しですが、GPS&FPVのおかげでかなり安全に飛行できます。さらに高度センサーも搭載されてますから、自立性はこのクラスではトップなんじゃないでしょうか。
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 YouTubeなどでみかける墜落動画。Phantom型の機体にジンバルとアクションカメラを積んだがためにバランス崩れて墜落というのがかなりありますが、Bebopは本体内蔵なのでその心配はかなり不要のようです。何かへの接触や、低空でのフリップ(空撮機で果たしてこの機能が必要だったのか疑問ですがw)での墜落はあるので、100%安心というわけじゃないのが悩ましいところ。

 アプリで航行指定して飛ばす機能のほうは、未だ紹介だけでサポートされていないようですが、日本発売と同時にアプリアップデートされて実装される可能性が高くなってまいりました。 
 たいていの空撮ドローンというのは、HDカメラは別売りのカメラジンバルも別売りというのが一般的なのですが、Bebopは本体内蔵。魚眼レンズによる撮影に、独自の映像補正をリアルタイムに施す事で、1080p30fpsのブレや水平ずれの全くない、美しい映像が得られる仕組みになっています。
 カメラの向きも物理的に振るのではなく、パッド操作によってそこそこ広い範囲で目線を変えられます。内蔵カメラたる欠点をしいてあげるとすれば、本体前方についているので真下の撮影はできないといったところでしょうか。
 操縦もかなり簡単でParrotのミニドローン、ローリングスパイダー同様、自立飛行している機体に対してより高く、より低く、前後左右、旋回を命令する形。手放しでも飛び続け、目的の絵面に持っていくという感覚は、飛行スキルが無い俺のような人間でもかなりのものが撮れる仕組みになっています。

 非常時にペラの回転を止める「エマージェンシー」ボタンだけは押さないで過ごしたいところ。しかしこのクラスにしてはかなりの軽量設計なので、破損も少なくて済みそうです。

 俺も頑張って15万円ほど捻出しとかないと…。いい儲け話ないですかねぇ?w